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梅雨に入り、天候不順に体調不良まで重なり、1ヶ月以上も山にも鳥見にも行かない週末が続き、ここも開店休業状態。こんなことではイカン!と梅雨がまさに明けようとしていた7/30、まだもうひとつの体調を敢えて無視して近場の百名山の登り残しのひとつである上州武尊に向かいました。
当初は武尊牧場の東股駐車場から登り始めるつもりだったが、荒廃のためずいぶん昔から閉鎖されていた様子。とりあえず武尊牧場スキー場の駐車場に行ってみたところ、リフトの稼動まで1時間待ちで歩いて登っても1時間。なら久々で体力が心許ないところでもあるので、無理せず1時間待とうと、車に戻って昼(朝?)寝。で、営業開始10分前に売店をかねた切符売り場を訪ねると、今日はリフトは動かず、代わりにシャトルバスで送っているとのこと。で、そのバスはと言うと、さっき行ったばかり。えーっ!話が違うやん!と言ってもしょうがないのでさらに大人しく20分待ち。これなら待たずに歩いたほうが良かったかと、このときは多少後悔したが、下山時のバテバテ状態を考えると、バスを待って正解だったようで。(^^ゞ キャンプ場のある三合平でバス(というかワンボックスカー)を降り、山頂へ向けて出発。白樺林の散歩道を歩いていくと、木道が設置されたドロドロ道へと代わり、やがて木道が朽ちた木道→丸太→倒木へと変貌し、どんどん歩き難くなっていく。前日までの雨が原因ではなく広くてなだらかな尾根のため、湿地化しているようだ。 やがて赤い三角の屋根の武尊非難小屋に到着。中を覗くとお世辞にも綺麗とは言いがたいが、泊まる気が失せると言うほどじゃない。ただ快適に寝られるのは4人までかなといった広さ。窓ガラスが割れていて虫が入り放題なのは、ちょっと嫌かも。 非難小屋を過ぎても続く、なだらかなドロドロ道に嫌気が差してきた頃、突然目の前に険しい岩壁が現れた。ここがこのコース最初にして最後の難所、中ノ岳の鎖場である。とは言っても大したことないだろうと嘗めてかかると、首にかけたままのカメラが気になり最初の鎖場でズルッと足を滑らせた。なんとかよじ登って手を見ると、右手親指から血が...あわててメンタームを塗りこみ絆創膏を貼って応急手当。さらにカメラをザックに押し込んで気を入れなおして次の鎖場に取り掛かった。 結局、バテバテ状態で中ノ岳直下、前武尊からのコースとの分岐に到着し、しばらくへたり込んだ。心配機能の低下は差ほどではないが脚力の衰えが激しく、さらに涼しい部屋にいることが多かったせいか熱中症の兆候まで。やはり1回/週とは言わないが1回/2週ぐらいのペースで山に行かなきゃと実感。 あとは、まさに這うようにして山頂まで到着。山頂は中高年の団体と小学生の学校登山で占拠されていたが、幸いにも私と入れ違いに次々と下山していったので、座る場所がないという事態は避けることができた。 山頂からは西にまだまだ雪が残った谷川岳、北には尾瀬の至仏と燧、東には日光白根に皇海山、南には赤城山に榛名山とまさに名山に囲まれたて絶好の展望地。ただややもやっていたのが残念なところ。冬の晴れた日なんて最高かも。ただ雪があると怖い山だろうなぁ。 バテて食欲が無い中、おにぎりをひとつ無理やり詰め込んで下山開始。中ノ岳への稜線の途中にある水場で不足気味の水を補給し、ついでにひと口飲んでみると、冷たくて目茶目茶美味い!水場の脇には「菩薩界の水」とあったが、まさしく菩薩の名にふさわしい甘露でした。(熱中症という調味料が少々含まれていましたが。(^^;) さて、あとは来た道を戻るだけ...と思っていたら思わぬアクシデント。とっくの昔に下山したはずの小学生達が鎖場で大渋滞。おかげで45分ほど立ち往生を強いられてしまったのだ。バスの時間まであまり余裕がある状況ではなかったので、若干焦ったが、30分以上待たされたところで、ま1時間下山がプラスされるだけだと開き直り、引率の先生と言葉を交わしたりしながら待っていた。曰く、やはり最近の子供たちは外で遊ぶ機会が減っているためか、こういったことを苦手としている者が増えているとのことで、実際山頂までたどり着けずに途中で引き返した子供たちも少なからずいたとのこと。と言う私も小学生の頃は山登りなんて大嫌いだったから人の事はまったく言えた者ではないが。(^^ゞ で、最後の最後で譲ってもらって、大急ぎで鎖場を下りると、ギリギリでバスの時間に間に合いそう。となると、急げーっ!ってなもんで、超特急で下山。でも焦れば焦るほど目的地にはなかなか着かないもので、さらに分岐を見逃してたらどうしようなんて嫌な考えまで浮かび始めたところで、ようやく非難小屋の赤い屋根発見。 そこからも単調なだらだら下りをまだかまだかと思いながら、疲れきった足に鞭を入れつつ下り続け、ようやく三合平に到着したのは最終バス時刻の10分前だった。あ~、しんど。
by tancho_diary
| 2006-08-07 21:16
| 番外:山登り
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